親に不幸があり受け継いだ家をずっと空き家にしている、転勤があってそのままにしているなど、空き家を放置し続けている方は多いのではないでしょうか。
人が住んでいないからといって、外壁塗装などのメンテナンスを怠っているとさまざまなデメリットが生じます。
本記事では空き家の外壁塗装が必要な理由や、放置するとどうなるのか、メンテナンス時期などを解説します。
空き家の外壁を塗装しないとどうなる?
塗装をせずに放置してしまうと、外観が悪くなるだけでなく、家の性能が低下してしまいます。
紫外線や雨風によって劣化が進むと雨漏りが起こることもあるため、外壁を塗装して保護することは大切な作業になります。
雨漏りは気が付かないことも多く、放置していると建物内部の劣化の原因となります。
劣化がすすむと、建物本体(躯体)にも大きな影響を及ぼしてしまいます。
躯体が劣化すると、修繕に大きなお金が必要になることもあります。
将来的に空き家に住む可能性があるのであれば、早いうちからメンテナンスをおこなっておきましょう。
空き家の外壁を塗装する時期
外壁の塗装が必要な時期は、外壁の素材によって異なります。
メンテナンスをする時期の目安は、前回の塗装からアクリル樹脂系塗料で8年前後、フッ素樹脂系塗料で20年前後、サイディングは10年前後になります。
上記の年数で目安にする方法以外にも、劣化現象をサインにする方法もあります。
塗料のテカリが減ってきたときや、チョークのような粉が出てきたとき、見た目がデコボコしてきたときなどです。
見てわかるほど劣化が進んでいる場合は、年数に関わらず塗装をすると良いでしょう。
住んでいないと気付きにくいので、定期的に空き家に足を運ぶと安心です。
空き家も外壁塗装が必要な理由
住んでいないからといって、空き家のメンテナンスを放置していると建物本体(躯体)にまで劣化が進んでしまいます。
将来的に住もうと考えている場合や、売却しようとしている場合は、躯体の修繕が必要になると大きなお金がかかることもあります。
無駄な支出を抑え、資産価値を保つためにも外壁塗装はしておきましょう。
また放置しておく最大のデメリットは、特定空家に認定されてしまうことです。
認定されてしまうと、敷地の固定資産税の軽減を受けることができなくなり、最大で6倍となります。
住んでもいない不動産に、高額な固定資産税を納付するのは避けたいところです。
劣化が進んで資産価値が下がるだけでなく、実質的な金銭の負担まで上がるため、放置することはデメリットしかありません。
まとめ
空き家の外壁塗装が必要な理由は、放置していると外観だけでなく建物内部まで劣化が進んでしまうからです。
また、特定空家になると敷地の固定資産税が上がる恐れがあるなど、デメリットは多いです。
今回解説したメンテナンス時期などを参考に、定期的なお手入れを心がけてください。
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