賃貸物件で同棲を検討している方のなかには「審査に通るのだろうか」と不安に思う方もいると思います。
同棲を前提として賃貸物件を契約しようとすると、約15%の方が審査に落ちてしまうといわれますが、それはいったい何故でしょうか。
今回は、同棲の場合に審査がむずかしくなる理由、無許可の同棲がばれるとどうなるのか、審査に通りやすくなるポイントを解説します。
賃貸物件で同棲したい方の審査がむずかしくなる理由は?
賃貸物件の審査に通るには「安心して部屋を貸し出せる人」だと信頼してもらうことが必要です。
大家さんからすると、婚姻関係にない同棲カップルは、別れた時に家賃を滞納してしまうリスクを感じてしまうのです。
また、同棲を解消し引っ越しをされてしまうと家賃収入が下がり、新たに入居者を募集する手間もかかってしまいます。
くわえて、若い同棲カップルの場合、初期設備の破損・汚損や、騒音トラブルの発生も危惧されやすい傾向にあります。
このような理由から、同棲カップルは賃貸物件の審査が厳しくなってしまうのです。
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賃貸物件での無許可の同棲がばれるとどうなる?
賃貸物件では、入居者の変更や追加がある場合、借主は大家さんに対して報告する責任があります。
1人暮らしであることを前提に審査を通過していた場合、無許可で同棲を始めるとトラブルに発展する可能性が十分に考えられます。
基本的には、入居前に同棲したい旨を大家さんや管理会社に伝えておくのがベストです。
もしも、入居後に同棲することになった場合は、契約書や重要事項説明書を確認してみましょう。
その賃貸物件が2人以上で入居可能な契約になっていなければ、賃貸借契約の解約理由にもなってしまうので、できるだけ早く大家さんに相談してください。
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賃貸物件で同棲したい方が審査に通りやすくなるポイントは?
2人入居可の物件であっても、原則として大家さんが家賃の請求をできるのは契約者のみです。
同棲カップルの場合、家賃を滞納していることを知っても、同棲相手が協力をしてくれるとは限らないだろうと判断されます。
審査に通りやすくするには、契約者1人の収入でも支払える家賃の賃貸物件を選ぶことが大切です。
また、入居前に「結婚を前提とした同棲」であることを伝えるのも有効で、同居人の続柄は「婚約者」とするのが良いでしょう。
くわえて、同棲相手に安定した収入がある場合は「連帯保証人」になってもらうことでも審査に通りやすくなります。
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まとめ
今回は、賃貸物件で同棲を検討している方に向けて、同棲の場合は審査がむずかしくなる理由、無許可の同棲がばれるとどうなるのか、審査に通りやすくなるポイントを解説しました。
今回解説した内容をお部屋探しの参考にしてみてください。
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